書店員まっさんの読書備忘録📚✍

まっさんの読書備忘録📚✍へようこそ。こちらでは主に読んだ本の感想をシェアしていきます!特に頻度は決めておらず、緩く投稿していくので、よろしくお願いします👍✨

「死」について考えたいあなたにオススメの1冊

読書好きな方の中には、お気に入りの場所で読書を楽しむ方もいるのではないでしょうか??

 

 

 

自宅、公園、図書館etc.....、読書は色んなところでできますよね〜✨

 

 

 

 

僕は、カフェで読書をすることが多くて、夏はアイスコーヒーを、冬はホットコーヒーを飲みながら読むのが好きです(*´ω`*)

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あとは、公園のベンチでゆっくり読んだり、晴れた日には海辺で本を読むのも好きで、

 

 

 

風に当たりながら読むと気持ちいいんですよね〜

 

 

 

みなさんもぜひ、野外で読書してみてください!👍✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回紹介する本はこちら!

 

 

 

 

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セネカ著/ジェイムズ・ロム編/天瀬いちか訳『2000年前からローマの哲人は知っていた 死ぬときに後悔しない方法』(文響社)

 

 

 

 

 

古代ローマの哲学者セネカが、友人等とやり取りした、往復書簡を元に書かれた1冊。

 

 

 

「死」…

 

 

 

めちゃくちゃ重いテーマですよね…笑

 

 

 

生きとし生けるもの、必ず「死」を迎える。

 

 

 

分かってはいるけど、いつ訪れるか分からない「死」に、人は恐れを抱きがちですよね〜

 

 

 

正直、僕も死ぬのは怖いと感じてました笑

 

 

 

でも、この本を読んでから、「死」と向き合おう!と少しだけ思えるようになりました。

 

 

 

なぜ、人は死を恐れるのか?

 

 

 

死ぬときに後悔しない為にはどうすればよいか?

 

 

 

以下、簡単にまとめてみました!

 

 

 

 

 

 

 

  1. なぜ人は「死」を恐れるのか?

 

 

 

人が「死」を恐れる理由。

 

 

 

それは、

"死"について、あれこれと考えてしまうから

 

 

 

セネカは言います。

 

 

 

「死」そのものは一瞬のできごとなのに、

 

 

 

例えば、戦争、火事、殺人etc.....、

 

 

 

あらゆる死に方を考えてしまうことで、死ぬことに怯えてしまう。

 

 

 

人が、死を恐れる態度こそが、結果的に死を引き寄せてしまう

 

 

 

ともセネカは言います。

 

 

 

 

 

 

では、死を恐れることなく生きるにはどうすればよいか?

 

 

 

・まずは、生きる覚悟の前に、死ぬ覚悟を決めること。死と向き合うこと無くして、いい生き方はできない。

 

愛着を、手放せなくとも減らしていくこと。

 

・大事なのは、「ただ生きる」のではなく、「よく生きる」こと。

 

・人生は「長く」生きることよりも、「満たされ」て生きる方が大事であり、満足かどうかは自分の心次第ということ。他人が決めることでは無い。

 

 

 

このように、常に「死」と向き合う心構えこそが大事であると、セネカは語ります。

(ちなみにセネカは、後に皇帝ネロに疎まれ、死に追い込まれます)

 

 

 

 

 

 

 

毎日を最後の日と思い過ごすことができると、未練や悔いの無い死に方を迎えられそうな気がします。

 

 

 

 

 

 

 

本の内容は、セネカが友人へ送った手紙の内容など、細かい例も載っていて面白く、

 

 

 

哲学に疎い僕でもサクサクッと読むことができました!

 

 

 

気になる方はぜひ、読んでみてください!(・∀・)b

 

 

 

 

 

 

長々となりましたのでこの辺で!ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ

 

 

 

ーENDー