2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が気になる方におすすめの小説📕✨
みなさんご機嫌いかがですか??((ヾ(・д・。)フリフリ
今日は休みだったので、
この間Amazonで注文した「ワンダーウーマン」を鑑賞しました!🍿🎬📽
Amazonのスーパーセール品で、代引き手数料込でなんと¥1405でした!(º ロ º๑)!!!
今さらながらAmazon恐るべし…笑
力の強いヒーローだけど、心が優しいダイアナ/ワンダー・ウーマン。
アメコミ映画好きはもちろん、強くてかっこいい女性に憧れる方にも観ていただきたい作品でした( ^ω^ )♬♬
(気になる方はこちらから↓
さて、今回紹介する本はこちら↓
永野路子著『炎環』新装版
(文春文庫)
ある朝、いつものように店に入荷した本の箱を検品してる時、たまたまこの本を見つけて気になり…
ちょうど再来年の大河ドラマの主人公が、鎌倉幕府の執権北条義時ということで、少し勉強しておこうかなと思い購入。
源平争乱〜鎌倉幕府の樹立で活躍した、梶原景時を描いた「黒雪賦」。
頼朝の妻北条政子とその妹、保子(梶原景時の妻)を描いた「いもうと」。
政子の父北条時政や、その息子四郎義時(政子の弟)などを描いた「覇樹」。
それぞれ4つの短編から成る歴史小説。
読み終えて、
「壮絶な合戦シーンや、華々しい武将同士の一騎打ちといった描写よりも、登場人物たちの心情に重きを置いてるなぁ〜」
という印象を受けました!
最初、頼朝が優柔不断な将軍かと思いきや、次第に武家の棟梁としての自覚を持ち合わせたり、
頼朝の跡を継いだ頼家が、将軍にも関わらず傀儡であることに嫌気がさし、次第に政治に関心を示さなくなったり、
女御台である北条政子が、後継者を巡り、妹である保子に嫉妬心や焦りを感じるなど、
人物たちの繊細な部分をメインに描いてて、とても面白い!と感じました。
ただ、この小説では、頼家を暗愚な将軍として描いてると僕は感じ、そこが少し気になった部分ではありました。
もしかすると史実の頼家は、当初は鎌倉幕府2代目将軍として志を持ってたものの、いわゆる「十三人の合議制」といわれる、有力御家人たちの傀儡に、次第に不満を募らせていったのでは無いか?と思い、彼の短い人生について知りたくなりました!
あと、合戦の描写は比較的少ないものの、
頼朝と義経の兄弟争いの結末や、
壇ノ浦の戦いといった、船軍の凄惨さと儚さ、
頼朝と政子の娘大姫と、木曾義仲の息子義高との恋と悲しい運命etc.....
武士の世の悲哀も描かれてるので、そこも読みどころかと思います!!
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が気になる方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか??( ^ω^ )♬♬
ではまた〜!ーヾ(。・∀・。)
ーENDー