勇敢な八剣士の活躍を描いた冒険譚!『南総里見八犬伝』
突然ですが、みなさん最近ハマってるドラマはありますか?
僕は、『半沢直樹第2シリーズ』と『妖怪シェアハウス』にハマってます。
半沢直樹は、第1シリーズのダイジェストを視て気になり、第2シリーズから視てますが、毎回盛り上がりを見せ、興奮しております(`🔥ω🔥´)┘ウォォォ
妖怪シェアハウスは、怖いはずの妖怪がコミカルに描かれてて、主人公と一緒に悪を捌くシーンがスカッとします゚+。(о'∀')bスッキリ!
とても面白いのでぜひチェックしてみてください!👍✨
さて、今回紹介する本はこちら。
元々歴史が好きで気になってた作品なので、勤め先の書店で購入。
読んでみて、まず思ったこと…
「登場人物が多くて複雑で、よく分からん!!!」
ということ。笑
八犬士を始め、、玉梓や蟇六亀篠夫婦等の悪役、伏姫や浜路といった悲劇的な女性たち…
八犬伝初心者には、登場人物を満遍なく覚えるのが難しいなぁ〜と思いました(°ω。)💦
でも、八犬士の活躍や、八犬士の前に次々と立ち塞がる悪役との対峙等、
まるでヒーローもののようなストーリーが面白い!と感じました。(ノ^∀^)ノ☆パチパチパチ
八犬士たちの勇姿は然ることながら、特に印象的なのが「悪役」側。
物語の元凶となった妖女「玉梓」。
主君を影で操り、奸計により殺害した、悪臣「山下包定」。
欲深くて卑しく、狡賢い、犬塚信乃の養父母「蟇六亀篠夫婦」。
(この夫婦に関しては、最期呆気なく殺されるのが切ないぐらい…笑)
次々と出てくる悪人たちの悪役っぷりが、八犬士を際立たせるいいスパイスになってると感じました!
(ヒーローものは、悪役が居てこそなんぼですからね〜( ¯꒳¯ )
あと、女性たちの多くが非業の死を遂げてることも読み所の一つ。(言うなれば悲劇のヒロイン)
里見義実の娘「伏姫」は飼い犬の八房と共に撃たれて死んでしまい、
(ちなみにその時姫から放たれた八つの玉が、八犬士たちが集うきっかけとなります)
信乃の最初の妻である「浜路」は、自分を誘拐しに来た男に殺され、信乃に会うことなく死んでしまう。
美人薄命と言いますか、みな、悲劇的な死を迎えてしまう。
そこも、この八犬伝の魅力かなぁ〜と。(´TωT`)
他にも、閑話休題としてストーリーの間に挿入されてるコラム的な部分や、
中高の国語の教科書に出てきそうな渋い挿絵なども魅力的なので、
「八犬伝ってどんな話??o(^o^)o ワクワク」
と、気になった方はぜひ、読んでみて歴史文学に想いを馳せてみてはいかがでしょうか??d('∀'*)
P.S.ちなみに、滝沢馬琴が記した原作は、98巻106冊からなる壮大なスケールの長編小説なので、そちらを読むのはかなり大変そう(^^;)
ーENDー